茶葉の誤飲中毒 カフェイン中毒にご注意ください

茶葉の誤食でも中毒が起きます。

茶葉にはカフェイン、カテキン、ビタミン、タンニンなどが含まれます

1)カフェイン

カフェインの大量摂取は、興奮、流涎、頻脈、消化器症状、けいれん発作、最悪は死亡することもあるといわれています。

中毒量は、1キロあたり、20mgです。5キロのわんちゃんが100ミリグラムのカフェインを誤飲すると危険です

重篤な症状は 40-50ミリグラム/1キロあたり

けいれん発作は 60ミリグラム/1キロあたり

致死量は 140ミリグラム/1キロあたり

カフェインは摂取後に2時間以内に中毒症状がでます

2)カテキン

 

消化器症状(嘔吐下痢)

3)タンニン  鉄の吸収不良おこし、貧血や肝機能障害

 

中国の乾燥茶葉を大量に飲むと、

カフェインではなくても、乾燥茶葉が胃の中で胃液を吸収して茶葉がものすごく、急激に膨張して、胃拡張をおこして、それが換気と循環を阻害して、高炭酸ガス血症、低血圧をおこした事例があります。で、茶葉のなかに含まれているキシリトールのような甘味料がインスリンを放出させ、低血糖もひきおこした、、、と

4)コーヒー豆

コーヒー豆もカフェイン中毒をおこしますので、ご注意ください。

コーヒー豆のカフェインは、10ミリグラム/1グラムあたり  抽出されたコーヒーの中には60ミリグラム/100mlのカフェインが含まれています

つまり、

5キロの犬がコーヒー豆を50グラム食べると、カフェイン量は500ミリグラム

5キロのイヌのけいれん発作の中毒量は300ミリグラムですので、危険ということです。

100CCのコーヒーを飲んだら、60ミリグラムですので、中毒量は100ミリグラムですので、あわてなくても大丈夫ですが、

吐いたり下痢したり、、することは考えれます。

 

4)チョコレート中毒

チョコレート中毒は(テオブロミン中毒)は、2-4時間後に症状がでます。ピークは10時間後なので、だんだん、症状が悪くなるっていきます。

中毒量は 20mg/1キロあたり

中等度の中毒 40mg/1キロあたり

重度  60mg/1キロあたり

致死量  200-500mg/1キロあたり

 

お茶、コーヒー、人用のサプリメントに

カフェインがはいっていることがあります。人のサプリメントを犬猫さんにはあげないように気を付けてください