ハチにさされたら、、

ハチに刺されて、顔がはれているわんちゃんがくることがあります。

だいたいは、その程度で、抗ヒスタミンやステロイドの治療で事なきを得ますが

人間でもありますが、

イヌもハチ刺傷によるアナフィラキシーショックをおこすことがあるといわれています。

その事例報告みると、ハイキングで山にいって、ハチにさされて、受傷直後は落ち着いていたけど、4時間経過したころ、元気がなくなり、血尿になったとのこと。で、アナフィラキシーショックという診断を受け、入院治療の甲斐なく、ハチ刺傷後の18時間後、多臓器不全で、残念ながら、死亡したとのこと。赤色尿は、アナフィラキー反応と横紋筋融解症によるミオグロビン尿なので、たいへん危険です。

楽しいハイキングが一転、悪魔のような惨事にかわってしまうことがあるのですね。人間で、ハチ刺傷アナフィラキーショックによる死者は年間40名ほどだそうです。救命するには、血液透析や血液浄化、輸血が必要です。ですが、犬の場合は、残念ながら、そのような治療をうけることが難しいです。人も犬も気を付けないといけませんね。