血尿かどうかが、すぐに自宅でわかる猫砂

膀胱や腎臓などの尿路系に結石ができてしまうと、粘膜の炎症、血尿の原因になり、最悪、おしっこがでなくなる、こわい病気です。

尿石ができる原因は

① 尿の濃度が濃い(水を飲まない!!)

  ウエットフードをあげるか、水を飲みたくなる容器にするなどの工夫が必要です

 

② 尿のPHが高い(細菌感染や、おしっこを我慢する時間が長いなど)

 

③ 食物中の無機質比率のバランスが悪い

   マグネシウム、リン、カルシウムといった無機質のバランスの悪い食事をしている

④ 尿路感染

   炎症によって、尿の粘膜上皮が損傷され、そこにブドウ球菌などのウレアーゼ産生菌によって、尿中に増加したウレアーゼが尿素を分解してアンモニアを産生します。そうすると尿のPHが上昇し、アンモニウムイオンが増加することによって、リン酸アンモニウムマグネシウム尿石(ストルバイト尿石)ができやすくなります

 

⑤ 結晶化抑制因子の減少

  尿中のクエン酸、グリコサミノグリカン、ピロリン酸などは結晶形成を抑制する働きがあります。とくに、グリコサミノグリカンには、シュウ酸カルシウム尿石の形成抑制と尿道粘膜への結晶沈着抑制効果があるといわれています

 

⑥尿石核という結石ができる、中心になるものは、脱落した上皮細胞や壊死した組織片、細菌です。これらがあると、石ができやすくなります。

 

日常生活で気を付けること

・水を飲ませる

・リンやマグネシウムのバランスのよい食事

・適度な運動

・カルシウムをあげすぎない(ニボシのおやつは、やめましょう、、)

・たんぱくを取りすぎない

猫ちゃんのおしっこ検査をしたいけど、なかなか、おしっこがとれない

そんなときには、猫砂に混ぜるだけで、血尿かどうかわかる砂があります

ぜひ、ご相談ください