猫の炎症マーカーSAA

春の定期健診などなどで、血液検査をすることがあると思います。

シニアになると、年に一回くらいは検診をうけたほうが、病気の早期発見予防につながりますね

そこでおすすめしたいのが、

猫ちゃんの炎症マーカーSAAという検査です(血液検査)

検査したら、なにがわかるんですか?

というご質問、よくうけますので、

SAAとは、炎症マーカーで数値が上がる(産生が増加)と、なにかあるっということが推測されます。

なにかって何?

具体的には

・上部気道感染症 (猫風邪など)

・肺炎

・子宮蓄膿症(子猫の時に避妊していれば、これは除外)

・FIP (猫伝染性腹膜炎)

・急性の膵炎

・バラツキがあり、上昇していないから、否定できないけれど、腫瘍でも高くなります。リンパ腫、扁平上皮がん、鼻の腺癌、などは高くなることもあり、でも、低いときもあります。低いから安心できないけれど、高かったら、なにかあるって思うので、症状が改善したあと、

また、検査することが有用です。

・術後のモニター