犬も食中毒にかかります、、ナマ肉にご用心ください

2019年に北海道のノーブランドのササミジャーキー(生活クラブ販売)によるサルモネラ食中毒で多くのわんちゃんが亡くなったという事件は、みなさま、記憶に新しいのではないかと思いますが、生産者のコメント「食品だと思っていなかった」というのセリフに絶句しました。

https://seikatsuclub.coop/news/detail.html?NTC=1000000274

人間の食中毒で一番多いのが、ご存知の、カンピロバクターという細菌感染、ウイルスだと、冬のノロウイルスなどが有名ですよね。

カンピロバクターという細菌は、おもに、生肉や加熱不十分な鶏肉についています。

ナマで食べていよい鶏肉は流通していませんので、飲食店で提供されるのは加熱を前提とした鶏肉なのに、ナマのままだされた食品で食中毒が起こっています。具体的には、ささみのカルバッチョ、鶏のレバー焼きや焼き鳥などなども、ナマでなく加熱していたのに、、、

そう、加熱不十分だったからです。中心部を75度以上1分以上加熱しないといけないのです。

カンピロバクターという細菌は、5-10%の微好気瀬金なので、大気中では生存できないのですが、温かい鶏の体温42度によく増殖し、鶏は感染しても無症状なのでわかりにくい。ハエ。ダニなどの昆虫や川、井戸水、土壌から検出され、バイオフィルムをつくるので、環境中でも長期生存できる。

ということで、根絶は難しいので、食べる時は必ず、加熱して食べることで、食中毒の予防ができます。

このほか、食中毒の原因菌は

腸炎ビブリオーー生サカナについているものです。100個以下の菌数になっていても、20度で2時間で4000倍に増えるので、最初は大丈夫だったお刺身をあたたかいところで放置すると、、、2時間後くらいには食中毒をおこすことも考えられます。それはワンちゃんも同じ、いたんだお刺身、もったいないからってわんちゃんにあげると、、おなかを壊す原因になるかもしれませんね。

卵は、冷蔵庫保管で2週間以内で食べないと、サルモネラ食中毒の原因になりますので、ご注意ください。