メマトイというハエが媒介する寄生虫です
昔は西だけというイメージでしたが、北上してきて、岩手まで(猫は北海道まで)発症が確認されています。
なんと、このへんも、
どうやらアライグマが増えているのが原因のようです。東京、神奈川、群馬県のアライグマの感染率は20%です
となると、、、野津田公園や黒川の野生動物がいそうなところのメマトイにたかられたら、ちょっと注意したたほうがいいです。
犬の目や鼻のまわりにたかり、特に涙焼けや湿っている部分を狙います。
1)感染経路
メマトイが犬の涙液をなめることで感染します
2)症状
急性結膜炎、結膜充血、羞明、慢性化すると角膜炎や眼瞼周囲炎、穿孔による失明
3)治療
昔は感染したことがわかったら、結膜嚢に隠れた虫を物理的に除去(場合によっては、鎮静剤つかう)
でも、なんと、東洋眼中を駆除してくれるお薬が欧州臨床試験で有効性が承認されました。つまり、虫を確認しなくても
この予防薬を飲むことによって、安全に東洋眼虫を駆除してくれるのです
なにしろ、虫は、夜に目の中でちょろっと動いて、でてくるので、これを確認するのは飼い主さんしかできません
なので、長引く結膜炎があったのなら、予防薬ですので、この薬を飲んでみるのも一つの治療方法の選択になります
物理的に取り除くとなると、虫の取り残しがありますから、、
ちなみに、東洋眼虫は人もかかりますので、、人獣共通感染症です
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