慢性腎臓病の新しいアプローチ

猫ちゃんは、犬の2-3倍多く慢性腎臓病になりやすいといわれています。SDMA(血液検査)という腎臓病の早期発見検査では、早くて犬9.5か月、猫で17カ月で検出されるといわれています。

で、アメリカの腎臓病のセミナーによると、

食事とサプリメントを早くはじめることで、病気がでてくる遺伝子発現の修正に役に立つということです。

ということで、

早い段階で慢性腎臓病をみつけて、悪化しないように(ステージをあげないように)食事とサプリメント(残念ながら、腎臓にダイレクトにきく医薬品ないんですよね)をはじめてあげて、寿命を伸ばしてあげましょうという考え方です。

1)慢性腎臓病の徴候は

 多飲多尿、、水のようなおしっこする

 体重が減っていく

 食べなくなる、よく吐く

 脱水する

 貧血

 口臭がする、口内炎、

 最後は尿毒症のような口臭がして、食べない、吐く、元気がなくなる、尿がでなくなる

2)治療

水を飲んでもらう(精製水に魚や肉汁入れたりして、、いろいろ工夫する)

アミンアバストというアミノ酸補給(腎臓の悪い犬猫さんに必要なアルギニン、グリシン、グルタミン酸などがはいっている)

アゾデイルという有益細菌のサプリ(窒素廃棄物に結合し、腎臓の解毒を助ける)

リン吸着剤

3)アミンアバストとは

今年なって日本でも発売されたサプリメントです。6つのアミノ酸とペプチドを補給するサプリメントで、腎臓の機能を測る血清クレアチンの増加を減少させ、慢性腎臓病の進行を遅らせるといわれています。当院でも取り扱っていますので、ご相談ください